考古学ボランテイア

2010年11月 6日 (土)

第3回考古博古代体験秋祭り

考古博物館の秋祭りと、播磨町(兵庫県)の大中遺跡祭りが大中遺跡で開催されました、大勢の方が楽しそうに参加されており大盛況でした

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考古博のエリアには、いろいろなところの博物館のブースがありました
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播磨町のエリアでは、大中遺跡をテーマにした祭りといったところで、エリアの大きさも広かった
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古代行列からイベントは盛大に始まりました
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行列の中には卑弥呼様の一隊も勿論古代ですから無いわけはございません
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考古博物館の前のブースでは、いろいろなところの博物館が展示と体験コーナーをしていました

はにわ作りはもちろん
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古代の鏡作り
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古代の織物を活用した現在の実用品
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陶器の破片で恐竜作り、チョット楽しそうでしょう!!
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いろいろな体験コーナーがあり、いろいろな勾玉作りがありました、勾玉の人気の高さを感じ取ります

イベントコーナーもあり

野外でのコンサート
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室内でのがコンサート
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もあり、大勢の方が楽しそうに参加されておりました

勿論、動けばお腹がすきます、いろいろな食べ物も販売されておりました
古代のパンが売っているとのことで行ってみましたが、時すでに遅し「売り切れ」で・・・トホホでした
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今年、これなかったひとは来年の有るということですので、面白いですから来てください
その時は、考古博物館の体験コーナーには是非足を向けてください、お待ちしております 

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2010年9月27日 (月)

考古学ボランテイア講座 9

一昨日(25日)は考古学ボランティア講座の9回目でした

暑い暑い毎日も、彼岸を過ぎると涼しくなりすごしやすくなりました
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ、しかし、今年の彼岸花はまばらになって咲いている、雨が少なかったせいと思うが、日当たりのよかったところは乾ききったのか全く花がなく、木の陰になっていたところは咲いているといったところである

今回の講座は
発掘調査と出土品整理
出土品の保存処理
出土品の整理見学 でした

出土品の整理、とくにかけらを集めて再生していくといった工程では感心させられた、また、整理品の所蔵は6500箱にもなり積み上げるとエベレストの高さを超えるそうである、出土されるものは増える一方で大変だとおもう
バックヤード見学ツアーが今年は10月9日(土)、11月13日(土)、12月11日(土)に予定されているので行ってみると楽しいかもよ

兵庫県の埋蔵文化財の資料と地図は考古博物館のホームページ
http://www.hyogo-koukohaku.jp/guidance/index.html  にあります

イベントも盛りだくさんなので行けば面白いと思いますよ
もようしの案内は
http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/index.html  です

11月6日(土)は「第3回考古学古代体験秋祭り」が開催されますよ・・・

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2010年9月18日 (土)

ボランティア実習 3回目

今日は自習3回目、体験イベント「考古学であそぼう」の催しがあり9期生の受講者も応援で通常の4人以外のも参加していた
イベントは有料ゾーンと無料ゾーンに分かれており
【無料ゾーン】
「弓矢体験 ~獲物を狙って縄文ハンターになろう~」
「紙芝居 ~はやとり物語ほか~」
「織姫 ~綿を糸にしてみよう~」
【有料ゾーン】
「考古博クイズラリー~頭と体を使ってナゾときに挑戦~」
「古代船に乗ろう ~古代船で大海原に漕ぎだそう!~」
「石棺に入ろう ~気分は大王~」
「茶すり山古墳の主に変身 ~古代人変身コーナー~」
があり「はばタン」もやってきた

B1Fネットワーク広場の紙芝居
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考古博にやってきた「はばタン」と博物館のお人形
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いろいろイベントがありますのであそびに来てね

詳しくは考古博物館のホームページで見てね
http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/index.html

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2010年9月11日 (土)

考古学ボランティア講座 8

第8回は公開講座と「ミニミニ石包丁づくり」実習である

公開講座は、10月2日から11月28日までの特別展「茶すり山古墳」に向けた「但馬の王墓-茶すり山古墳-」で、講師は考古博物館学芸員の菱田淳子様でした
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知らないことが多く「全国遺跡数No1の兵庫県」など、エ~ホントなのとおどろくこといっぱいといったところです

実習は4回目で(前回は古代の火起こしでしたが載せていません)今回で最後だと思います
石包丁というので、キット肉とか魚とかが切れるように作られたものかな思っていましたが「稲の収穫具」ときいてビックリ

最初にホモを通す穴をあけて
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穴をあけた材料と使用する道具

角を削って形を整えて
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次は刃のところを斜めに削る
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後は全体を耐水ペーパーで仕上げれば出来上がり
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イイ大人もワイワイガヤガヤ結構楽しいもんです 
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石包丁は、稲穂だけ摘み取る「穂摘み具」で古墳中期以降は鉄鎌による稲刈りが本格化したため出土されなくなったとのことです
また、当初はエスキモーなどの用いる肉きりナイフとの連想から、包丁としての機能が想定されていた

帰るとき、博物館前の池にオニバスと「あつい、あつい」と言いたげなカメがおりました
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オニバス

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あつい、あつい、でも水の中は気持ちがいい・・・・でしょうか

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2010年8月 1日 (日)

ボランティア実習 2回目

今日から8月、暑いさなかボタンティア実習の2回目である、9時半ごろに大中の遺跡に行くと、蝉がけたたましく鳴いている、あちこちに泣きじゃくる蝉と抜け殻があった

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蝉と抜け殻である

実習は、午前中と午後2時までは、前回と同じく実習室で組紐・勾玉などのお手伝いで、午前中は2組ほどしか来場はなかったが、午後は大勢の方がこられた、2時からは、古代船の説明の手伝いに回った
夏休みの企画展の関連イベントで日曜日は「ナゾときにチャレンジ!クイズラリー」があり大勢の子どもたちが来場された、2時-3時は古代船に乗ることができるので、結構時間によっては込み合っていた

古代船全体を見るとこんなのです

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1本の丸太を 半分にし、中をくり抜いて作っていたとのことである、おふねの名前は「ヒポコ」というのです、興味があったら見に来てくださいね

古代船には日曜日の2-3時に乗れますよ~~~
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2010年7月10日 (土)

考古学ボランティア講座 6

前回7月3日は大雨警報が出たため中止になり、今回の6回目がスケジュール通り行われた、前回分は10月2日・23日の2回に分けておこなわれる

今回は、公開講座「兵庫県の高地性集落」と講義で「博物館における接遇について」であった、公開講座で、明石川流域に多くの遺跡があるとの説明があり少し驚いた

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公開講座情景

講義では接遇の研修があり、改めて考えさせられることが多くあった

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2010年6月26日 (土)

ボランティア実習 1回目

早朝少し明るくなったが、一日中結構な雨である

ボランティア実習初日、実習室1にて先輩のお手伝い
おもに「ループ組紐」のお手伝いが中心でした、雨のため来場する人は少なかったが、勾玉2組、火起こし4組、ループ組紐6-8組でしょうか(件数はダイタイです)

火起こし体験風景
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火を使う関係で実習室の外で行おます、火をおこす木の上に棒をおき、道具を使って「クルクル」回すと煙が出てきて火種が出来ます
出来た火種を下の写真のボールのようなもので包み息を吹きかけると燃え上がります、ボランテイア講習では「暑さ真っ盛り」の8月21日の予定です、詳しくはその時にと思っています

火起こしの材料
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麻ひもを10センチ程度の切り揉み解していき繊維の状態にする、適当な量を集めてボール状にすると完成です

組紐の材料
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短時間で簡単にできますので結構人気があるみたいです、左は見本と説明用の資料で、右側は組紐の材料になる色とりどりの毛糸です

小さなお子さんの実習道具
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小さなお子さんが来たときは、ぬり絵もありますし、このようなおもちゃで組合わせる体験ができます、将来の考古学者に目覚めるかも知れませんよ

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2010年6月19日 (土)

考古学ボランティア講座 4

今回も講演と実習である
特別展の「戦国時代の守護 山名氏の城と戦い」の関連講演の最後で「焼き物が語る戦国時代」で、講師は岡田章一様でした

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実習は「勾玉をつくろう」でした
実習に入る前に、館内の売店「神戸風月堂ショップ」で「まが玉づくりセット」を購入する

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光ってわかりにくいですが、勾玉の材料、サンドペーパー、紐が入っています

簡単に今回の実習の手順を載せておきます

まず、作業用品の準備

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新聞紙と左から、キリ・はし・修正ペン(材料が白いときはサインペン)・まが玉づくりセット・トレイ・穴あけようの台です

まず、材料に大体の形を描き、穴あけようの台を活用して(材料がはまるようにガイドがある)紐を通す穴をキリであける
大量の粉が発生しますので、間違っても「吹き飛ばさない」ように

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大体の形を描き    キリで穴をあける

一番大きい目のサンドペーパーで描いた形に削る、へっ込んだ部分(腹と言う)はハシにサンドペーパーを巻いて削るとうまくいきます

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いがまないように             ハシを使って削る

なんとか削れました、ヤレヤレ・・・・ P1006198

全体の角を大き目のサンドペーパーで削り、2番目に大きい目のサンドペーパーで全体を滑らかに削っていく

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角を落とす             全体を滑らかに

全体が削れ形がととなったら、一番目の小さいサンドペーパー(耐水ペーパー)で水を使って仕上げていきます

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仕上がったら穴に紐を通したら出来上がりです

作り始めてから、一時間ばかしみなさん全員黙々と削っておりました、手が粉で白くなり、その手でデジカメでパチリ、パチリ、デジカメのあっちこっち白い粉だらけになってしまいました

**勾玉を受講者が皆必死で削っているときに、元阪神の江本孟紀氏が来られた、手が真っ白になっていたのと、入口近くに座っていたので写真をお願いできず、少し残念だった----江本孟紀氏のオフィシャルサイト(http://www.emoyan491629.com/)とブログ(http://blog.golfdigest.co.jp/user/emoyan/)です、のってないけど来てたんよ!!**

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2010年6月15日 (火)

第2回の実習記録

考古学ボランティア養成講座第2回であったワークショップの内容を忘れないうちに少しまとめておこう

ワークショップ内容
 書き取りゲーム、もの並べゲームを通じ新旧を知ること

方法
1.原画と人数分の紙、マジックペンを用意

 原画は----  Fishorg

 人数は5人でAさん~~Eさんとする / 実習は10人でした

2.書き取りゲーム
「原画」をみて「Aさん」がスケッチで描く、「Aさん」の描いたものをみて「Bさん」がスケッチで描く、「Bさん」の描いたものをみて「Cさん」がスケッチで描く、最後の人「Eさん」まで同じように続ける

Fishorg_3  Fish01
(注意)
Aさん以外は原画を見ない、他の人の描いているのは見ない、描く時間を決める(あまり余裕のある時間にしない)
絵の正確さを描くのではないし、綺麗さを競うのでないことを理解していただく

3.順番のシャッフル
描けた絵を集め、順番がわからなくなるようにし並べるチームに渡す

Fish02 --シャッフルするのだ!!

4.もの並べゲーム
シャッフルした絵を、描いた順番に並べ替える
形を見てグループ分けしたり、変化の方向性、比較等をして並べかえる

Fish03

5.発表
並べかえた絵の順番通り持って、描いた人と合っているか確認をする
並べ替えた理由を発表し全体で検討・意見交換等を行う、いろいろ参考になります

**多く出てきた土器などの新旧の年代(相対的年代)を測定したりするのに活用**

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2010年6月 5日 (土)

考古学ボランテイア講座 3

今回も特別講演会と実習である
特別講演会は、大手前大学の小林基伸さまで「山名氏と室町幕府」についてであった、会場は満員以上で立ち見がでていた、小生も立っていたが、さすが1時間半はきつい。
実習は、古代体験実習のループで組紐でした、やってみると「へ~~」と思うことが多く勉強になるもんである

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満員の会場

こんなのが出来たよ

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2種類の ループで組紐

参考 小林基伸様プロフィール ・ ループ組紐

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